イベント詳細

トップ イベント情報 イベント一覧 【延期のお知らせ】2021年度 企画展 生活のデザイン ―ハンセン病療養所における自助具、義肢、補装具とその使い手たち―

2021.12.28

【予告】2021年度企画展 企画展延期のお知らせ

生活のデザイン ―ハンセン病療養所における自助具、義肢、補装具とその使い手たち―

社会復帰のみが更生ではない。歩けないものが歩き、箒を持たなかつた者が箒を持ち、フオークを持てなかつた者がフオークを持つことが更生である。自主自由とはかかることを意味しなければならない。

(田代馨「不自由者の自主性ということ」 『多磨』第41巻 第11号、1960年11月)

 

ハンセン病療養所の患者、回復者は、神経障害による生活動作の不自由をもちながらも、その人らしく暮らすために、さまざまな道具を活用してきました。
かつてはハンセン病隔離政策のもと、療養所の予算は十分でなく、多くの労働が患者によって担われていました。古くから伝わるブリキの義足や取っ手のついた鉋などは、知覚神経や運動神経の麻痺をかかえながら、患者作業や日常生活における仕事を担ってきた入所者の苦難の歴史を伝えています。
1950年代後半以降、作業療法士や義肢装具士が着任してからは、知覚を失い、思うように動かせなくなった手足を保護しつつ、使い手が叶えたい生活を実現するにはどうしたらよいかが追求されてきました。さまざまな素材の義足やカラフルな自助具つきスプーン、陶芸や音楽活動などの生きがいづくりにかかわる自助具など、使い手の願いの広がりに合わせて、道具の個性が研ぎ澄まされてきたのです。こうして、一人ひとりの生活のデザインと呼ぶにふさわしい道具が多数作られ、使い手の暮らしを形作ってきたのでした。
それらの道具を使う人の姿からは、限られた場での生活であっても、身の回りの小さな自由までは奪われまいとする意志をうかがうことができます。本展ではその姿を、自助具、義肢、補装具の数々と、その使い手の映像や写真、語りなどを通してお伝えします。ハンセン病問題への理解を深めると共に、障害とともに生きる人びとが自らの可能性を追求してきた歩みへの関心を高めていただければ幸いです。

 

開催概要

  • 会  期 2022年2月5日(土)―5月31日(火) 開催延期
         新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催延期となります。
         開催日が決まり次第詳細をご案内致します。
  • 開館時間 9:00~16:30
  • 会  場 国立ハンセン病資料館 企画展示室
  • 休 館 日  月曜および「国民の祝日」の翌日(月曜が祝日の場合は開館)
  • 入館無料
  • 事前予約不要 16時までにご来場ください。
  • 団体のお客様:事前予約不要、入室は30名様を上限とします。
  • 新型コロナウイルス感染拡大の状況により内容等を変更する場合があります。

 

イベント情報 ※イベントの日時・詳細は決まり次第ご案内いたします。

【ギャラリートーク】
担当学芸員による展示解説

会場:当館企画展示室
申し込み不要 [各回先着5人まで]
開催日時:2022年 2月5(土)・13(日)・27(日)
        3月6(日)・20(日)・27(日)
        4月2(土)・10(日)・16(土)・29(金)・30(土)
        5月1(日)・3(火)・4(水)・5(木)・29(日)
各回:10:30~約30分


【講演会】
「生活のデザインができるまで 使い手と作り手の対話」

自助具や義肢装具の使い手の方、作り手の方をお招きしてお話を伺います。
当館映像ホールよりオンライン配信予定
配信URL・申し込み方法は後日公式サイトにてお知らせします。
開催日時:2022年 4月23日(土)・5月7日(土)
各回13:30~15:00


【ワークショップ】
「ブリキの義足」を作ってみよう

かつて患者さんが発明し、制作・使用していたブリキの義足。
大正時代に作成された図面をもとに、厚紙などの身近な材料で、実際に作ってみます。
会場:当館1階ロビーにて
各回申し込み先着5組まで[ 1組あたり3人まで、小学生以上対象]
開催日時:2022年 3月21日(月・祝)・5月5日(木)
各回10:00~ 約90分

 

● 申込みおよび開催方法の詳細は決まり次第、本ウェブサイトでお知らせいたします。
● いずれも新型コロナウイルス感染拡大防止のため内容等を変更する場合があります。
● 都合により日時や講師等を変更する場合があります。

 

フライヤーのダウンロードはこちらから(PDF:605 KB)