はじめてのみなさんへ
  • ハンセン病(びょう)は、およそ1400年(ねん)も前(まえ)から日本(にほん)にあった病気(びょうき)です。
  • むかしの人(ひと)たちはハンセン病(びょう)になる原因(げんいん)を、神様(かみさま)を信(しん)じなかったせいだとか、人(ひと)の不幸(ふこう)を引(ひ)き受(う)ける役目(やくめ)だからとか、親(おや)から子(こ)へと受(う)け継(つ)がれる病気(びょうき)だから、などと考(かんが)えていました。
  • 今(いま)は、こうした考(かんが)えは間違(まちが)いだとわかっています。でもむかしの人(ひと)たちはみんなそのように信(しん)じていたので、患者(かんじゃ)さんを嫌(きら)って近寄(ちかよ)らないようにしていました。
  • だから、患者(かんじゃ)さんだけを集(あつ)める場所(ばしょ)(療養所(りょうようじょ))を作(つく)って無理(むり)やり住(す)まわせること(強制隔離(きょうせいかくり))になっても、みんな「それが当(あ)たり前(まえ)」と思(おも)い込(こ)んで、「それはひどい」とは考(かんが)えませんでした。
  • 長(なが)い間(あいだ)つづいてきたハンセン病(びょう)を嫌(きら)う気持(きも)ちは、近代(きんだい)以後(いご)も人(ひと)びとの心(こころ)に残(のこ)ってしまいました。