ハンセン病患者を強制隔離した「らい予防法」が廃止されてから、2026年で30年を迎えます。
本上映会では、この節目にあらためてハンセン病問題の歴史を振り返り、現在も残る偏見や差別について考えます。
上映する記録映画「見えない壁を越えて 声なき者たちの証言(1時間版)」は、1998(平成10)年に制作されたドキュメンタリー映画です。同年には、ハンセン病回復者が「らい予防法」による強制隔離政策は日本国憲法に違反するものであるとして、国に損害賠償を求める「らい予防法違憲国家賠償請求訴訟」を提起しています。映画では、ハンセン病患者・回復者へのインタビューや当時の記録映像を通して、長年にわたる隔離政策のもとで人々がどのような生活を送り、何を感じていたのかが語られます。
特に、らい予防法廃止前後の時期に記録された、被害を受けた当事者自身の声や思いに触れることができる貴重な記録です。
また、全国ハンセン病療養所入所者協議会前会長・森和男氏からの動画メッセージも紹介します。
らい予防法廃止から30年。ハンセン病問題を過去の出来事として終わらせるのではなく、当事者の声に耳を傾けながら、今も続く人権の問題として、一緒に考えてみませんか。
開催概要
【開催日時】
2026年11月7日(土)13時30分~15時15分(開場:13時00分)
【作品情報】
『見えない壁を越えて 声なき者たちの証言』(60分版)
1998(平成10)年/16mm
第53回毎日映画コンクール 記録映画賞(長篇部門)
日本映画ペンクラブ ノンシアトリカル部門 第5位
1998年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン 第7位
【動画メッセージ】
森和男(全国ハンセン病療養所入所者協議会前会長)氏
国立療養所大島青松園協和会(入所者自治会)会長、前全国ハンセン病療養所入所者協議会会長。
1940年(昭和15年)徳島県生まれ。8歳で発病。1949年11月、国立療養所大島青松園に入所。1956年、国立療養所長島愛生園に転園し、同園内にあった岡山県立邑久高等学校新良田教室に進学。勉学を重ね、卒業後は大学に進学。その後は大阪の商社に就職するが、病歴を隠しての社会生活ということもあり、ストレスが重なり体調が悪化。1971年に大島青松園に再入所、以来、入所者の生活改善などに邁進する。ハンセン病問題の全面解決を目指して、現在も精力的に活動を続けている。
【会場】
国立ハンセン病資料館 映像ホール
【定員】
各回100名
【お申込み方法】
下記申し込みボタンまたはQRコード(Googleフォーム)から、お申し込みください。
なお、各回とも定員(100名)に達し次第、受付を終了いたします。
2026年11月7日(土)開催申し込み
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※本映像の著作権は中山節夫監督に帰属しています。
※本イベントでは、上映形式上、会場設備等の都合により、字幕および手話通訳による情報保障は実施しておりません。あらかじめご了承ください。
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≪お問い合わせ≫
国立ハンセン病資料館 事業部社会啓発課
〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
電話: 042-396-2909