イベント詳細

トップ イベント情報 イベント一覧 <終了しました>【2023年度企画展】「らい予防法闘争」七〇年 ―強制隔離を選択した国と社会―

2023.11.10

国立ハンセン病資料館 2023年度企画展
※イベントは終了いたしました。

写真:参議院第三通用門前での座り込み 1953年撮影、館蔵

「らい予防法闘争」七〇年 ―強制隔離を選択した国と社会―

今から70年前の1953年8月13日、全患協(現在の全国ハンセン病療養所入所者協議会)は「癩予防法」の改正を求める「らい予防法闘争」(1952年10月から1953年8月)を終えました。

「らい予防法闘争」は、入所者に様々な被害を与えてきた「癩予防法」を、治療薬プロミンと日本国憲法が登場した時代に即して、基本的人権を尊重する法律に改正しようとした運動でした。全国で激しい闘争が行われ、やがて入所者は療養所の外へ飛び出し、直接陳情や国会・厚生省前での座り込みにまで踏み切りました。

しかし、ある程度の成果はあったものの、強制収容や療養所内の秩序維持、入所者の外出を禁止する条文がある「らい予防法」が8月15日に公布・施行されました。その後、この法律は1996年に廃止され、2001年の「「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟」の原告側勝訴判決によって、日本国憲法で保障された基本的人権を侵害するものであったとの司法判断が確定しました。

この企画展では、ハンセン病問題の歴史の中で大きな節目でもあった「らい予防法闘争」を、法制定に関わった政府・療養所関係者と国会議員の発言、そして当時の新聞記事と共に、国と社会の側の視点から振り返ります。70年前の出来事から、現在のハンセン病問題を考える機会にもしたいと思います。

 

基本情報

【会 期】
2023年8月13日(日)から 12月10日(日)まで
ご来館の際は最新情報をご確認下さい。詳しい情報はこちら

【会 場】
企画展示室

【休館日】
月曜および「国民の祝日」の翌日(月曜が祝日の場合は開館)
入館無料

 

イベント

ギャラリートーク ※終了しました。

担当学芸員が展示解説を行います。

【日 時】
8月13日(日)、8月26日(土)、9月9日(土)、10月15日(日)※15日のみ13時から13時30分までの開催となります。11月18日(土)、12月9日(土)
各回14時から14時30分まで

【会 場】
企画展示室

 

ミュージアムトーク 「らい予防法闘争」七〇年 ※終了しました。

担当学芸員が企画展をテーマにした講演を行います。

【日 時】
9月30日(土) 14時から15時30分まで


【会場・参加方法】
研修室(会場参加)、Zoomウェビナー(オンライン)※共に事前予約制

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講演会「ハンセン病回復者の運動と日本国憲法」 ※終了しました。

「らい予防法闘争」時、菊池恵楓園で運動に参加した志村康さんから、ハンセン病回復者の運動と日本国憲法の関係についてお話しいただきます。
※事前収録した映像による講演

【講演者】
志村康しむらやすしさん
(ハンセン病違憲国家賠償訴訟全国原告団協議会会長・菊池恵楓園入所者自治会会長)

【日 時】
10月7日(土)14時から15時ごろ(予定)


【会場・参加方法】
映像ホール(会場参加)、Youtube配信(オンライン)※会場参加のみ事前予約制

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見学会「多磨全生園と「らい予防法闘争」」 ※終了しました。

「らい予防法闘争」に関連した多磨全生園の各所を実際に訪ねて解説します。
闘争をけん引した癩予防法改正促進委員会の発会式が行われた礼拝堂跡や、国会に座り込んでいる陳情団を応援するために入所者が所沢街道へデモに出ていった正門など、多磨全生園の「らい予防法闘争」に関連した場所をめぐります。

※荒天時は延期します。延期日は追ってご連絡します。
※トイレは事前にすませてご参加ください。
※1時間半外を歩きます。熱中症対策から飲み物をご持参ください。

【日 時】
10月22日(日)14時から15時30分まで

【定 員】
20名

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トークイベント「当事者運動から学ぶハンセン病問題と「精神病問題」」 ※終了しました。

精神科ユーザーであるNPO法人こらーるたいとう代表 加藤眞規子かとうまきこ 氏、ハンセン病問題と「精神病問題」に詳しい弁護士 八尋光秀やひろみつひで 氏によるトークイベントを行います。
精神科ユーザーの人々は、ハンセン病患者・回復者とその家族と同じように、いわれのない社会の偏見・差別と闘ってきました。強制入院、身体拘束、虐待の問題や社会に居場所がない状況がいまだに続いています。これらの課題は当事者に問題があるのではなく、国の法律や政策、それによって助長されてきた偏見・差別によって生み出されたものであり、「精神病問題」と言い得るようなものです。これらはハンセン病問題と共通しています。
ハンセン病問題と「精神病問題」の当事者は、日本国憲法や国連障害者権利条約を武器に社会からの偏見・差別に対して様々な取り組みや運動を行ってきました。2つの運動を合わせて考え、当事者運動の意義について理解を深めます。

 
【登壇者】
加藤眞規子かとうまきこ 氏・八尋光秀やひろみつひで

【日 時】
12月2日(土)14時から16時まで

【会場・参加方法】
映像ホール(会場参加・定員120名)、Youtube配信(オンライン)※会場参加のみ事前予約制

 

展示替え

会期中に以下の展示替えを行います。

2023年9月9日以降の展示替えについてはこちら
2023年10月7日以降の展示替えについてはこちら
2023年11月11日以降の展示替えについてはこちら

 

※上記の内容は予告なく変更する場合があります。

≪お問い合わせ先≫
国立ハンセン病資料館
〒189-0002
東京都東村山市青葉町4-1-13
TEL:042-396-2909 FAX:042-396-2981
Email:pr@nhdm.jp