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2020.07.30

【開催報告】ミュージアムトーク2020 (第1回 オンライン開催)

ハンセン病問題と保健婦たち

講師 木村哲也(きむら てつや 当館学芸員)

 

開催概要

  • 2020年7月25日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
  • 事前申し込み制:定員100人(申込先着順)

 

ハンセン病問題と保健婦たち 開催報告

講師 木村哲也(きむら てつや 当館学芸員)

保健婦経験者の証言を通して、ハンセン病隔離政策の地方自治体における活動の一端を紹介しました。入所の説得、社会復帰の支援、地域住民の差別・偏見の是正…など、これまで十分に明らかにされてこなかった側面に光を当ててお話しました。
参加者からも、戦後ハンセン病対策の形成、地域における対応を担った保健婦の姿について積極的な質問が寄せられました。
当館では初めてのzoomウェビナーでの開催にあたりご心配をおかけする場面もありましたが、みなさまのご協力を得て無事にお届けすることができました。遠方からの参加もあり、開始から閉会までほとんど人数の増減なくご視聴いただけました。本当にありがとうございました。
いただいたご指摘等を生かし、今後もハンセン病問題についてさまざまな切り口からトークをお届けしてまいります。

アンケートより

  • 遠方なので、できれば今後もオンラインでの講演会も続けてくださると助かります。とても勉強になりました。ありがとうございました。
  • とてもわかりやすく、進行もスムーズでよかったです。ありがとうございました。
  • 素晴らしい講演をありがとうございました。学校の自由研究を進める上で、参考にさせていただきます!
  • 初めてのオンライン講座でしたが、特に大きな問題もなく聴講することができました。地域から問題に迫り、社会全体が経験したこととして考えていくきっかけになるいい講演でした。次回も期待しています。
  • 貴重なお話をありがとうございました。新型コロナウイルスの問題で感染症に対する差別に興味を持ったのがきっかけで参加しました。本講演で、ハンセン病においては国民の無関心により行政の暴走を止められなかったこと、誤った知識による偏見や差別で多くの人が苦しんだことを知りました。そこからコロナ禍で私たちがとるべき行動というのも見えてきた気がします。苦しい立場にある人に関心を持つこと、正しい知識を身につけること。歴史に学び、今後病に苦しむ人が社会的にも苦しみを抱えることが内容な社会を実現していきたいです。勉強の機会をいただき、本当にありがとうございました。
  • 保健婦さんの立場が検証会議のまとめによると、無らい県運動の担い手と位置づけられていますが、実際に現場の調査によるとそこには地域と患者との狭間で個人でできる限界で取り組んでいた姿が垣間見られました。聞いていて苦しくなるようなエピソードも、それが何より社会状況をあぶりだしているようにも思いました。また行政側として取り上げた人物の経歴など、これを知ることによって背景が見えてくることにも繋がり、よくここまで資料をご紹介くださったと思いました。とても有意義な時間をありがとうございました。
  • 起こってきた現象を社会全体が経験したこと、という視点でみていくと、今まで見えなかったものがみえてくるのだと実感することができました。高知県の保健婦さんの貴重なご経験を、時代を超えてご本人のお言葉で聞くことができ、またその時代背景と解釈を同時にお伝えいただき、胸に響くものがありました。私は保健師ですが、今の時代の保健師も制度政策を背景に持ちながら、自分が人々と暮らしを共にしているのだ,このことはしっかり引き受けなければならない、と改めて感じたことです。充実した時間を本当にありがとうございました。
  • リラックスして聞けました。①治療薬開発後に在宅治療を認めなかった②ハンセン病が完治した後の元患者さんの受け皿となる制度が無かったこと、が決定的だと感じました。今後は複数人でのトークショーにも期待します。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございました。

開催の様子


当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/4lSOGgZPBkY