イベント詳細
2011.11.04
ドキュメンタリー映画「風の子孫たち」上映会
ドキュメンタリー映画「風の子孫たち」のちらしをダウンロードできます。(PDF:476KB)
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開催概要
- 日 時 2019(令和元)年11月3日(日)
- 開 園 14時00分(13時30分開場)
- 場 所 国立ハンセン病資料館 1階 映像ホール
- 上 映 14時00分~15時45分
- 共 催 国立ハンセン病資料館、多磨全生園入所者自治会、多磨全生園
- 定 員 先着140名
- 入場無料
ドキュメンタリー映画「風の子孫たち」上映会開催の様子
11月3日(日・文化の日)第46回全生園まつり最後の日に、14時から当館ではドキュメンタリー映画「風の子孫たち」上映会を開催しました。
当日は、多くのお客様においでいただき、ありがとうございました。ご参加いただいたお客様からのご意見やご感想を紹介いたします。
- マレーシアでこのようなことがあったことは知りませんでした。自ら出自を求める人々、それを援助している人々に感動しました。
- 日本だけでなく世界でも余りにもひどい政策だったのだと改めて思いました。世界もそうですが日本のハンセン病の歴史、真実を永遠に伝え残していかなかればならないと思いました。
- ハンセン病の歴史についてあまり知らなかったのだけど、館内の資料をみて、こんな歴史があったんだと思った。その上でこの映画をみて、社会はハンセン病など差別の対象となった人々、当事者だけでなく、その家族まで苦しめてしまっているのだと感じました。
- 出産を禁じられた日本と許されたけれど育てることができなかったマレーシア。比べても意味はないが、どちらも大きな人間社会の過ちであったことは違いなく、すべての人が知り考えるべきことのひとつだと痛感しています。
- 園内をいつも散歩させて頂いています。先日ポスターを見て本日上映会をぜひ夫と共に観たいと思い夫婦で来館しました。胸が痛くなった。ハンセン病になった家族の苦しみが胸にせまり涙があふれた。親子の切っても切れない血と愛情。こんな悲しみは二度とあってはらならない。
- マレーシアのハンセン病療養所で生まれた子どもが親から引き離されて育ったというお話をお聞きし、衝撃を受けました。この後の子どもたちの人生、家族に長く影響し、ハンセン病の差別のひどさを改めて感じました。
今後も、多くのお客様にご参加いただける企画を考えていきたいと思います。今月は11月23日(土)13時00分~16時00分に、多磨全生園創立110周年記念 記録映画「見えない壁を越えて」上映会を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
国立ハンセン病資料館
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開会のご挨拶・司会進行 (橋本学芸員) |
映画上映会「風の子孫たち」の様子 |
上映会場前の様子 |
閉会のご挨拶(橋本学芸員) |