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2019.05.07

映画「あん」上映会
※イベントは終了いたしました

河瀨直美監督が贈る感動作。千太郎が営む町の小さなどら焼き屋は、老女・徳江の作るあんによって繁盛店となる。しかし、徳江にはハンセン病を患っていた過去があった。周囲の心無い噂によって翻弄される千太郎と徳江の運命を描き出した作品。

映画「あん」上映会のちらしをダウンロードできます。(PDF:280KB)

 

開催概要

【日時】
2019(令和元)年5月6日(月・振替休日臨時開館)

【開園】
13時(12時30分開場)

【場所】
国立ハンセン病資料館 1F映像ホール

【上映】
13時 から 15時 映画「あん」上映

【共催】
国立ハンセン病資料館、多磨全生園入所者自治会、多磨全生園

【定員】
先着順130名

入場無料/事前申込不要

 

映画「あん」上映会 開催報告

5月6日(月・振替休日臨時開館)映画「あん」上映会を開催しました。
ゴールデンウィーク最終日となりました、当館では13時から映画「あん」上映会を開催しました。多くのお客様においでいただき、大入り満員となりました為、映像ホール(第1会場)と臨時で研修室(第2会場)の2会場より上映を行いました。ありがとうございました。それでも収容人数の関係上、ご入場をお断りしなくてはならないお客様も出てきてしまい、大変に申し訳ありませんでした。
お客様からいただきましたご意見やご感想を紹介させていただきます。

 

  • 展示を見学してから映画上映を見ることにより理解が深まったのでよかった。上映後に学芸員さんの解説があり、理解が深まりました。
  • とっても素晴らしい映画でした。2階の金陽会の絵画も魅かれました。本当にありがとうございました。
  • 映画上映会、とても良かったです。”知らない”ということ自体が罪だと思いました。次の世代に語り継ぐべき悲しい歴史だと感じました。中学生の息子とお邪魔させて頂いてよかったです。
  • とてもいい映画を見せて頂きました。感激でした。樹木さん市原さんにお逢いできたようでなつかしく嬉しかったです。次回のイベントにも参加したいです。
  • 樹木希林さんの最後の主演作という事で観たかった映画だったのですごく嬉しかった。日々用事等で時間におわれて生活する中でハンセン病という言葉は知っているものの、その実態は知りませんでした。私にとって常設展示は衝撃的なものでした。人間は皆平等です。ハンセン病の方達は病気になり、その治療法が長い時間わからなかっただけなのにという思いがしてなりません。
  • 今日は「あん」を見るのは4回目になります。原作の本も購入しました。今、ハンセン病について悲惨な歴史を見つめ、きちんと病気を理解し見つめ直さないとと思っています。私が学生の頃、らい予防法を当たり前のように学び、何の疑問も持たず学んでいました。らい予防法がこんなに残酷な法律だったと思わなかった当時の私が恥ずかしいです。今は、らい予防法が廃止され本当に良かったと思います。これからも人権について、自分なりに学び見つめ直していきたいと思っています。
  • 文庫であらかじめストーリーは読んでいましたが映像という媒体を通して、よりリアルにハンセン病回復者の方々のおかれた状況が理解出来ました。世の中の差別・無理解の中で、人生の大半の時間を過ごされた中で「生きる意味」を見い出されたというセリフシーンにはとても感動しました。何の障害もなく生きられ友人に囲まれ生きていられる自分自身の幸せをかみしめつつ誰かに寄り添うような、やさしい生きかたがしたいと感じました。

今後も、多くのお客様にご参加いただける映画上映会などの企画を考えていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。皆様のご参加をお待ちしております。

国立ハンセン病資料館


開会のご挨拶(司会進行:金学芸員)

開会のご挨拶(司会進行:金学芸員)

映画「あん」上映会
(映像ホール:第1会場)の様子

映画「あん」上映会
(映像ホール:第1会場)の様子

映画「あん」上映会
(研修室:第2会場)の様子

映画「あん」上映会
(研修室:第2会場)の様子

閉会のご挨拶(金学芸員)

閉会のご挨拶(金学芸員)