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2018.12.08

生誕100年 島比呂志展 ―書くことは生きること―

 島比呂志(1918~2003年)は、ハンセン病療養所を拠点に活動した代表的な作家です。2018年の今年は生誕100年にあたります。
 香川県に生まれ、大島青松園、星塚敬愛園を経て晩年は社会復帰しました。

 文芸同人誌『火山地帯』を40年間主宰し、小説や評論を通して社会的偏見や差別とたたかい、社会との交流を希求し、らい予防法の改正廃止を訴えました。原告全面勝訴の判決を勝ちとったハンセン病違憲国家賠償請求訴訟を提起した最初の人物でもあります。

 今回のギャラリー展示では、自筆原稿、自筆書簡、写真などを通して、書くことに生きた島比呂志の不屈の生涯をたどり、その人物像と作品世界を広く紹介することを目指します。


こちらからギャラリー展のちらしをダウンロードできます。(PDF:334KB)

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開催概要

  • 開催日時 2018年11月17日(土) ― 12月7日(金)
  • 会場 国立ハンセン病資料館 1階ギャラリー
  • 開館時間 9時30分~16時30分(最終入館16時00分)
  • 休館日 毎週月曜日

 

ギャラリーに展示している「島比呂志」さんの書籍は2階図書室で手にとってご覧いただけます。

 

ギャラリートーク

 会期中の11月25日(日)学芸員によるギャリートークを開催しました。大勢のお客様にご参加いただきまして、ありがとうございました。12月1日(土)に当館映像ホールにて、立石富生さん講演会「生誕100年・島比呂志の生涯と文学」を開催しますので、是非、ご来館いただけますよう宜しくお願い致します。