2026年5月13日

らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日
重監房資料館★前橋出張トークイベント
「人権課題と近現代考古学~『収監・隔離の記憶』を掘る~」開催

 重監房資料館は、今年も群馬県の協力を得て、ハンセン病療養所栗生楽泉園にかつて存在した「重監房」および資料館の活動について、一般の方々へお知らせするためのトークイベントを開催します。
 今回は、「重監房」再現に大きな貢献を果たした発掘調査について話題提供するとともに、考古学調査によってハンセン病患者を「隔離」の事実を掘り起こした、特攻基地で著名な鹿児島県の知覧飛行場跡の調査成果についても紹介いたします。
 また考古学の専門家をお招きした講演会では、人権課題であるハンセン病問題の解決や被害者の名誉回復に、考古学的手法も寄与できることをお示しし、近現代を対象にした考古学が切り拓く新たな地平について問題提起します。


日 時 : 2026(令和8)年6月20日(土)13時00分~17時00分(開場12時30分)

参加費 : 無料(先着100名様、申込不要)

会 場 : 群馬県庁 2階 ビジターーセンター
     (群馬県前橋市大手町1丁目1-1 JR両毛線下車、バス約6分「県庁前」下車すぐ)

主 催 : 国立重監房資料館

共 催 : 群馬県(保健福祉部感染症・疾病対策課)

後 援 : 一般社団法人日本考古学協会 公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団
      鹿児島県考古学会 東京考古談話会



【プログラム】

  1. 開会挨拶(群馬県保健福祉部感染症・疾病対策課)
  2. 栗生楽泉園の紹介(*ショート解説 群馬県保健福祉部感染症・疾病対策課)
  3. 「重監房」とは何か(*ショート解説 重監房資料館)
  4. 回想「重監房」跡の発掘調査(講師:能登健氏)
  5. 近現代考古学の現在~高輪築堤跡と重監房跡の発掘から~(講師:谷川章雄氏)
  6. 知覧飛行場跡の発掘調査と「隔離」の記憶(講師:上田耕氏・大山勇作氏)
  7. トークショー:ハンセン病問題と近現代考古学~記録・記憶・証言と現場検証~
  8. 閉会挨拶(重監房資料館)


【講師プロフィール】
谷川章雄 氏(早稲田大学名誉教授:近世・近現代考古学の専門家)
能登 健 氏(元群馬県埋蔵文化財調査事業団調査研究部長:重監房跡の発掘調査の協力者)
上田 耕 氏(元南九州市教育委員会:特攻基地として著名な知覧飛行場跡の調査を担当、滑走路跡下からハンセン病患者と家族が住んだ隔離屋敷を調査した)
大山勇介 氏(南九州市歴史文化財課:隔離屋敷に住んだ遺族・家族について追跡・聞き取り調査を行う)

司会・進行
黒尾和久(重監房資料館部長)


【お問合せ】
重監房資料館(担当:黒尾・鎌田)
電 話 : 0279-88-1550