9月30日から、2025年度企画展「再論：重監房跡の発掘調査」を開催します

9月30日(火)より、2025年度企画展「再論・重監房跡の発掘調査」を開催します。

　重監房資料館の今年度の企画展は、開館以来の常設展示「発掘調査による重監房の検証」を増補・ 充実するコンセプトで開催させて頂きます。重監房の位置を大きな図面や写真でさらにわかりやすく 、監禁施設であった証拠である実物の錠、さらに便槽から出土した未公開の遺物等を新たに展示し、 正式名称「特別病室」の欺瞞、信じがたい運用が行われた懲罰施設「重監房」の実在、人権侵害をう けた収監者の悲惨さを示します。モノである遺物自体は沈黙していますが、五感を研ぎ澄まし、発せ られる「言葉」に耳を傾けてください。

　今回の企画展では、保存処理から戻ったレプリカではない監禁施設であったことを示す動かぬ物証 「大・中・小の錠前」を初めて展示します。この機会にご覧ください。

◆担当学芸員によるギャラリートーク
当館第2展示室にて、本展の展示解説を行います。
参加希望者は、第2展示室入口（企画展『再論・重監房跡の発掘調査』サイン前）にお集まりください。
（事前申込不要）
　10月18日（土）13:00～
　11月8日（土）13:00～
　12月20日（土）13:00～
※2026年1月以降の開催日は、ホームページおよび資料館だよりでお知らせします。