- 国は、ハンセン病を治せる薬ができてからも、治った人を療養所から家に帰そうとしませんでした。
- そのために、病気が治っているのに家族や社会とのつながりをなくしてしまい、隔離する法律がなくなってからも療養所でくらしている人がたくさんいるのです。
- 2019年には、国の対策によって、患者・元患者だけでなくその家族も被害を受けたことを、認める判決が下されました。
- 今も、治った人びととその家族への差別がなくなっているとはいえません。
- 隔離を定めた法律が廃止された今、この問題を社会全体で解決していくカギは、私たちひとりひとりが持っています。
- ハンセン病問題の解決のために、私たちにできることを、考えてみましょう。